ep12 潜入、王都アヴェ! 偽りの王

ユグドラシルがアヴェ王都ブレイダブリクに向かっている頃、同じく王都にゲブラー総司令官ラムサスを艦長とする空中戦艦が国境付近のキスレブ軍の掃討作戦を終え、帰還した。

前任の指揮官であり大鑑巨砲主義の筋肉脳ヴァンダーカムと傀儡政権の宰相シャーカーンに迎えられ、副官のミァンを伴って艦を降りたラムサスは、シャーカーンの案内で王城内のマルーに会いに行った。

ラムサスはマルーから至宝の事を聞き出そうとするが、彼女は知らないという。

それを見ていたシャーカーンは、『本国』にも報告していないマルー確保の情報が漏れた事を訝かった。


一方その頃フェイ、シタン、バルトの三人はブレイダブリクに入り、マルー救出の為の情報収集をしていた。

その結果街の地下水道が城につながっている事、国を挙げての祭りである大武会が翌日開催される事を知り、フェイが大武会に出場し盛り上げて兵士の目を惹きつけ、その間にバルトが地下から城に潜入してマルーを救出する作戦を立てた。

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