ep41 第二のゲート バベルの輝きは

翌日、王城の会議室にフェイたちが集まっていた。議題は第二のゲートについて。

『教会』の地下にあるゲートをどうやって破壊するかが話し合われていた。その結果、以下の作戦が立てられた。

碧玉要塞の強力なビーム砲。それを同じ文明が造ったものと思われるバベルタワーの鏡で反射させ『教会』の地下に撃ち込む。一見荒唐無稽に思えるが他に良案もなく、彼らはこの作戦を実行することになった。


その頃、ソラリスではラムサスとミァンがガゼルの法院の前に立たされていた。

ラムサスはガゼルからフェイたちとシェバトの接触を許した事を厳しく叱責されていた。

「塵め。ラムズたちはゲートに向かうはずだ。今度こそ、その"本来の力"見せてもらいたいものだ」

ガゼルの法院が消えると、ラムサスは艦に戻ろうとした。しかし先の戦闘の傷が癒えておらず、動ける状態ではない。見かねてエレメンツの四人が出撃を願い出た。敬愛するラムサスの名誉の為に。


バベルタワーにフェイ、エリィ、シタンの三人が来ていた。彼らはここで碧玉要塞から放たれたビームを反射させる鏡を操作するのだ。一方、他のメンバーは碧玉要塞で準備を開始していた。

その彼らにエレメンツが襲い掛かった。碧玉要塞には専用ギア、スカイギーン、グランガオンに乗ったトロネとセラフィータ。バベルタワーにはブレードガッシュ、マリンバッシャーに乗ったドミニアとケルビナ。

フェイたちはエレメンツを迎撃しつつ作戦を実行。第一射は外したものの、二射目は命中させた。

ゲートが破壊された事を知ったエレメンツは撤退。フェイたちは見事作戦を完遂した。

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